夏を乗り切るために。知っておくべき“苦味”のコト 第4回(全5回)」

528fd1448740c5442a434e6276678ffc_s.jpg

43128b0464fcf9a3978ce4fb23676b81_s お茶や赤ワインに苦味や渋味をもたらしているのはポリフェノールの仲間のカテキンで、動脈硬化など循環器での疾病の防止や、癌に対する予防的効果などがあると大きな話題になりました。

最近、ホップに由来するビールの苦味成分であるイソフムロン類にも、広範囲な生活習慣病に効果があることが分かってきました。

 

 

 

528fd1448740c5442a434e6276678ffc_s

チョコレートのほろ苦い味は、テオブロミンによるものです。

テオブロミンはカフェインによく似た物質ですが興奮作用がマイルドで、精神状態をリラックスさせる効果があります。

カフェインに記憶力をアップさせる効果があることが報告されていますが、テオブロミンにも集中力を促進させる作用があり、記憶実験でチョコレートを食べたグループの方が解答率が高いという結果が出ています。

近年、チョコレートの主成分であるカカオに含まれるポリフェノールには、抗酸化作用、動脈硬化の予防、抗ストレス効果などがあることがつぎつぎに報告されています。

 

012821e20261cb1bdcd6a95712fcada2_s

 

気分を変えたい時やストレスから開放されたい時に、コーヒーやお茶、チョコレートなどの苦い嗜好品が欲しくなるものです。

無意識に身体が、苦味物質がもつ生理的作用を望んでいるのでしょう。

調査によると、ヒトが何らかのストレスを受けた後には、苦味の感受性が低下し、苦味のある食品をおいしいと感じる傾向があります。

 

また、食に対する興味や関心が強いほど、食品の苦味を好む傾向も強くなり、ストレス解消の手段として苦味をより求めるようにもなるとも言われています。