「きちんと学ぶ 味覚の基本 第2回 (全10回)」

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Q.1 食事をするとき、砂糖の量が多少多くても少なくても、人はあまり敏感ではありませんが、食塩の量に関して、人はかなり敏感です。これは体に対しての砂糖と食塩のある特徴のためと言われています。それはどのような特徴でしょうか。 ①砂糖は吸収しやすいが、塩分は吸収しにくいため。

②砂糖は多く摂取しても構わないが、塩分は多く摂取すると体に害があるため。

③砂糖は体に蓄えることができるが、塩分は体に蓄えることができないため。

④砂糖は体で生み出すことができるが、塩分を生み出す事はできないため。

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正解③

解説

砂糖はある程度体内に蓄積ができる物質です。けれども塩分は蓄積することができないためある一定量を定期的に摂らなくてはいけません。その一定量を味覚によってはかるため、体が必要とする塩分濃度0.9%以下だと、味が薄く感じ、0.9%以上だと塩辛く感じるのです。

Q.2 非常に酸っぱい物を食べるとき、人は口をすぼめてとがらせます。この反応の理由はなんでしょうか?

①体が酸の刺激に、瞬間的に拒否反応をしめすから。

②体が唾液を分泌させ、酸を中和しようとするから。

③体が酸に反応をし、神経が興奮するから。

④体が酸の刺激に、驚き、筋肉を硬直させるから。

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正解②

解説

酸っぱい物を食べた時には、顔の筋肉が収縮をし、独特の表情となります。この動きは口の中に唾液だまりをつくり、その事によって酸を中和させる働きも促します。

Q.3 昔の夏みかんはとても酸っぱい時代がありました。この夏みかんの酸っぱさを中和させるためにある物をかけて食べていたのですが、このある物はなんでしょうか。 

   

①重曹

②砂糖

③塩

④醤油

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正解①

解説

重曹に含まれる重炭酸イオンが、酸味のもとである水素イオンを中和するから。砂糖をかける場合もありますが、これは中和させて酸っぱさを変化させている訳ではありません。甘みを感じ、酸味が消えたように錯覚しているだけと言えます。